「他人のミスを許せない社会」 いざと言う時誰が自分を守ってくれるか?
「他人のミスを許せない社会」
いざと言う時誰が自分を守ってくれるか?
今日のニュースで、会社のトラブルに巻き込まれ、大変な人生を歩む事になってしまった人の記事があった。
◆社内トラブルで居場所をなくし、破産&離婚。自殺未遂まで起こす
こういう記事を見て、最近ふと思う事がある。
いざと言う時誰が自分を守ってくれるのだろうか?
会社が守ってくれるか?
イヤ、多分絶対守ってくれないだろう。
やはりいざという時に頼れるのは自分しか居ないだろう。
その為にも、いざという時に備えて会社に頼らなくても何とか生きていける様な自分になっておく必要がある。
特に最近は社会全体が「他人のミスを許せない社会」になってきている様な気配がある。
例えば会社で、社員がミスをして社会に報道でもされれば会社は容赦無くその社員を切り捨てるだろう。厳正に対処する…とか言って処分するだろう。
例えば会社に20年勤めあげ、それまで特に大きなミスをしなくてもたった一つの事件でも起こせば、それだけで社会全体がその人を抹殺しようとする。最近のベッキー騒動でもそうだけど、たった一度のミスでその人が再起不能になるほど叩き潰す世の中になってしまっていると感じてしまう。
そして、そうなった人達の人生はその後どうなってしまうのだろうか⁇
そして、僕らがいつかその様な境遇になる事は無いと言えるだろうか⁇
会社を追放され、家族と別れ、借金を抱え、新しく就職しようにも働けず…
という事態に、この先自分がならないと言い切れるだろうか?
サラリーマンという仕事は確かに安定しているけど、だからと言って確実かと言われればそうでも無いし、例えば会社の都合一つで、遠くの職場に飛ばされたり、収入が減ったり、上司や部下を選べなかったり…とにかく自分で調整出来ない事が沢山ある。
いざという時…
が自分にも来るかも知れない…
という覚悟は、少なくともしておくべきだと言えるだろうか。
ありがとうございます。